磐田市岩井地区の桶ヶ谷沼で自然環境の保全・復元活動を行っています

桶ヶ谷沼の自然との共生を目指す組織です

 岩井地区里山も昭和30年代後半から地区の北を東名高速道路が通り周辺には工場住宅も増え当地区も都市化が進み、また周辺山林も手づかずの状態となって、明るく自然が豊かであった周辺山林は常緑広葉樹がはびこり大木になって暗い林となり、環境破壊が進みました。岩井里山の会が行っている桶ヶ谷沼自然環境保全地域の保全、復元活動によって絶滅危惧種ベッコウトンボを始め多くのトンボ類が増殖できました。また桶ヶ谷沼で一時見られなくなった沼古来の水生植物の復活、特に絶滅危惧種のヒメミクリが復活するなど沼復元の兆しが見え始めてきたことで多くの関係者、関係機関から高く評価されるようになりました。整備してきたことにより桶ヶ谷沼を訪れる多くの来訪者も自然豊かな里山の情景に触れることが出来るようになりました。岩井里山の会の活動状況を幅広く多くの人達に情報発信することで、一度破壊された自然環境を取り戻すには、永い年月と多くの労力と資金が不可欠であり自然を守ることの大切さを感じとっていただきたいと思います。地元有志の活動では限界がありNPO法人を取得することで、関係機関のご支援ご協力が必要と考えました。

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